第1条(適用範囲)
当施設がお客様との間で締結する宿泊契約およびこれに関連する契約は、本約款の定めるところによるものとし、本約款に定めのない事項については、法令または一般に確立された慣習によるものとします。
2 当施設が法令および慣習に反しない範囲で特約に応じたときは、前項の規定にかかわらず、その特約が優先されます。
第2条(宿泊契約の申込み)
当施設に宿泊契約の申込みをしようとする者は、以下の事項を当施設に申し出るものとします。
(1) 宿泊者名
(2) 宿泊日および到着予定時刻
(3) 利用プラン・宿泊料金等
(4) その他当施設が必要と認める事項
2 お客様が宿泊中に前項第2号の宿泊日を超えて宿泊の継続を申し入れた場合、当施設は、その申し出がなされた時点で新たな宿泊契約の申込みがあったものとして取り扱います。
3 前項に加え、以下の事項にも同意いただくものとします。
(1) 契約期間内の解約は、14日前までとし、14日以内の解約はできません。ただし、やむを得ない事情により滞在が14 日未満となった場合でも、契約期間中の重複した別契約は認められません。
(2) 施設利用者は、日本語または対応外国語(英語・中国語)による意思疎通が可能であること。
(3) 日本に住所を有しない外国人は旅券、日本人および日本に住所を有する外国人は、旅券または運転免許証等の身分証明書を提示すること。
(4) 施設利用に関する注意事項を厳守すること。
第3条(宿泊契約の成立)
宿泊契約は、当施設が第2条に基づく申込みを承諾したときに成立します。ただし、当施設が承諾をしなかったことを証明したときは、この限りではありません。
第4条(宿泊契約締結の拒否)
当施設は、次の各号に該当する場合において、宿泊契約の締結に応じないことがあります。
(1) 宿泊の申込みが本約款によらないとき
(2) 満室により客室の余裕がないとき
(3) 宿泊希望者が法令、公序良俗に反する行為をするおそれがあると認められるとき
(4) 暴力団関係者、反社会的勢力等に該当するおそれがあるとき
(5) 近隣に著しい迷惑を及ぼす言動があったとき
(6) 伝染病患者であることが明らかなとき
(7) 暴力的要求行為や過度な負担を求められたとき
(8) 天災や施設の故障等、やむを得ない事由により宿泊ができないとき
(9) 法令または条例に違反するおそれがあるとき
(10) 18歳未満の者で保護者の同伴がないとき(ただし、事前に同意書がある場合は除く)
第5条(お客様の契約解除権)
お客様は、当施設に申し出ることにより、宿泊契約を解除することができます。
2 お客様の責めに帰すべき事由により宿泊契約の全部または一部を解除した場合は、以下の違約金を申し受けます。
<違約金>
・14日前以降のキャンセル:宿泊料金の50%
・7日前以降のキャンセル:宿泊料金の100%
・当日のキャンセル:宿泊料金の100%
・無連絡キャンセル:宿泊料金の100%
3 お客様が連絡をせず、宿泊日当日の午前0時(あらかじめ到着予定時刻が明示されている場合は、その時刻を経過した時点)までに到着しないときは、当該宿泊契約はお客様により解除されたものとみなします。
第6条(当施設の契約解除権)
当施設は、次の各号に該当する場合には、宿泊契約を解除することがあります。
(1) お客様が法令や公序良俗に反する行為を行うおそれがあるとき、または行ったと認められるとき
(2) お客様が反社会的勢力に該当すると認められるとき
(3) お客様が近隣に著しい迷惑を及ぼす言動をしたとき
(4) 伝染病患者であることが明らかなとき
(5) 宿泊に関し暴力的要求行為があるとき、または合理的範囲を超える負担を求められたとき
(6) 天災等不可抗力により宿泊が不可能なとき
(7) 法令または条例に違反するおそれがあるとき
(8) 指定場所以外での喫煙、消防設備へのいたずら、その他施設内規則に違反したとき
2 前項に基づき契約を解除した場合、当施設は宿泊料金相当の損害賠償を請求することがあります。
第7条(宿泊の登録)
お客様は、宿泊日当日、当施設所定の方法により以下の情報を登録するものとします。
(1) 氏名、年齢、性別、住所、電話番号、職業
(2) 外国人の場合は、国籍、旅券番号、入国地および入国年月日
(3) 出発日および出発予定時刻
(4) 車両を駐車する場合は、車両ナンバー
(5) その他当施設が必要と認める事項
2 料金の支払いをクレジットカード等により行う場合、上記登録時に提示するものとします。
第8条(客室の使用時間)
お客様が当施設の客室を使用できる時間は、午後3時から翌朝10時までとします。ただし、連泊の場合は到着日および出発日を除き、この限りではありません。
2 当施設は、午後3時から午前0時までの時間帯における休憩利用に応じることがあります。この場合には、当施設が定める時間単位の料金が適用されます。
第9条(利用規則の遵守)
お客様は、当施設内において、当施設が定め掲示する利用規則に従うものとします。
第10条(料金の支払い)
宿泊者が支払うべき宿泊料金等の内訳は以下のとおりとします。
<宿泊料金の内訳>
・基本料金:宿泊料(当施設ホームページに掲示)
・税金:消費税(当施設ホームページに掲示)
【備考】
子供料金は、大人と同様の寝具を提供するため、大人料金と同額とします。
寝具および食事の提供がない幼児(未就学児)は無料とします。
2 前項の宿泊料金は、原則としてクレジットカード等を用いた事前決済とします。
3 当施設が客室を提供し、使用可能となった後にお客様が任意で宿泊を取りやめた場合でも、宿泊料金は発生します。
第11条(当施設の責任)
当施設は、宿泊契約およびこれに関連する契約の履行にあたり、または不履行によりお客様に損害が生じた場合は、当施設の責めに帰すべき事由に限り賠償します。
2 当施設は、火災等に備えて旅館賠償責任保険に加入しています。
第12条(契約した客室の提供ができないときの取扱い)
当施設は、契約した客室を提供できない場合は、お客様の了解を得て、可能な限り同等条件の他の宿泊施設を斡旋します。
2 斡旋ができない場合は、違約金相当額の補償料を支払います。ただし、当施設に責めがない場合は補償料の支払い義務を負いません。
第13条(お客様の手荷物および携帯品の保管)
当施設は、原則としてお客様の手荷物および携帯品をお預かりいたしません。
第14条(お客様の責任)
お客様の故意または過失により当施設が損害を被った場合は、当該お客様に対し損害賠償を請求するものとします。
第15条(特約)
本約款の内容は、当施設の運営方針の変更、または第4条第1項第10号および第6条第1項第7号に定める法令の制定または改定により、事前の予告なく変更する場合があります。